大歳神楽

大歳神楽保存会

大歳神楽は大きく分けて「芸予諸島の神楽」に分類されます。その歴史は古く、200年以上前に大三島の大山祗神社で舞われていたものが伝わったと思われます。明治36年の大水害の際に衣装や資料などが流され、確かなことが分からなくなってしまいましたが、青年たちが長老の助言を受け唱行本をまとめ、神楽奉納を再開しました。その後、青年団(知新連)の解散と共に再び途絶えてしまいますが、昭和45年に大歳神社の改修を記念して神楽を奉納。大歳神楽保存会を結成して現在まで伝統を守り続けています。

場所
奉納場所:大歳神社
 練習場所:大歳自治会館
日程
大歳神社の秋祭りで奉納している。昔から10月18日、19日が祭の当たり日となっており、現在はその直前の土日で開催される。また、10月初旬の八岩華神社の前夜祭でも、隔年で戸田神楽と交互に奉納している。
代表者・役職
会長 畦 豪之
問い合わせ先
TEL:090-1334-8690
E-mail:unhdyk1216@gmail.com

特徴

御幣を持って優雅に舞い神を勧請する「儀式舞」と、鎧などを着けた舞手が剣・弓などを持って舞い神々と共に楽しむ「形式舞」の2つで構成される。莚(むしろ)2枚分のスペースで舞う。東西南北と中央の五つの方角を舞う。舞子は男女を問わず、小学生から60代までと幅広く、地域住民が一丸となって取り組んでいる。地域の繋がりの創出に貢献している。

各演目の詳細

・神おろし:八百万の神々に舞い降りていただくための舞。この舞には神楽の基本的な所作や意味合いが全て含まれていると言われ、大切に伝えられている。
・つゆはらい:神様の通る道を祓い清め、神々の道案内をする。
・しめぐち:神様をお迎えする場所にしめ縄を張り、悪魔祓いをする。
・岩戸:古事記にある天の岩戸伝説を再現した演目。
・なぎなた:なぎなたを用いた勇壮な舞。そうてい剣、村雲の剣、草薙の剣の三振りから成る。
・おしきり:手に持ったお盆を落とさないように舞う。
・二天:御幣舞と剣舞から成る。
・小弓:弓と剣を用いた勇壮な舞。
・いこく:神功皇后の朝鮮出兵と道案内の神猿田彦の物語。臆病者の猿田彦が自身の活躍を自慢げに語る様子が面白おかしく描かれる。演目の中で猿田彦が子供を連れ去る演出があるが、連れ去られた子は健康に育つご利益があると喜ばれている。
・だいば:荒くれ者だった荒平大王が改心し、御幣を持って舞い清める。
・しし:二人立の獅子舞。お菓子を福に見立てて撒く。
・四天:春夏秋冬を表す四人の神。大歳神楽を代表する勇壮な舞。

演目

演目名 儀式舞 形式舞
神おろし
つゆはらい
しめぐち
岩戸
なぎなた
おしきり
二天
小弓
いこく
だいば
しし
四天
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